マネー奴隷 (Money Slave)
Femdomの世界で言う用途別奴隷の中のひとつ。
欧米では financial slave とも呼ばれ、かなりメジャーなマゾの形態のひとつとなっている。
内容はその名の通り、女性(女御主人様)に対してお金・品物などを貢ぐ事によって、その女性との主従関係(上下関係)を築きあげ奴隷として扱われる事をいう。
その関係をFinancial domination(Money domination)という。
日本でも貢ぐ君と言われて、女性に貢ぐ事が多い男性の存在があったが、そのうち何割かは、マネースレイブだっと言える。
さらに少し前の出会い系のM系サイトにはギャル達のサイフ募集のメッセージが多数掲載されていたが、それだけマネースレイブの存在があったからだろう。
例としては「わたしのサイフとして使われたい奴、目一杯使ってやるから連絡よこしな!」などというものである。
このサイフこそ、マネースレイブそのものだろう。マネースレイブは特に自分のお金を女性が浪費してくれるの好み、その見返りはほとんど求める事がないために、まったくS傾向のないお金目当ての女性にとってはかなりなカモになりやすい。
見返りや引止め策として自分の使用した下着や唾、排泄物などを与える関係もあるという。
最近ではSNSなどで、虐めを掲げて貢ぎやギフトなどを要求する女性も多くなりマゾ男側も簡単にマネースレイブになっている。
また、身分の差異を強調して心理的なマゾヒズムをくすぐるもの
例として「お前のような役立たずのゴミマゾは私のように美しく賢い女性に貢ぐ義務があるのよ!」
さらに、カップル主がマゾ奴隷に向けて
「私たちのような美男美女の勝ち組はお前達ブ男の負け組を支配する事が当然なの、そこに土下座してどうか貢がせて下さいませってお願いしてごらん」
など実にマゾに届くメッセージが毎日SNSに投稿されている。
マネースレイブはその性質から2種類に分類される。自分が身を滅ぼすまで貢ぎ続ける破滅型とあくまで性癖として割り切る事ができる割切り型である。破滅型のマネースレイブは危険で、自分がボロボロになる事を望んでいるため抑えがきかなくなるのである。
マネースレイブこそ究極の精神的マゾヒズムとも言えるがそれを理解する事は難しい。 |
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