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マゾ非人間化宣言が全世界で採択され、マゾは人権を失い女性に従属する所有物としてのみ生きる事が許されている

マゾは女性に対して絶対服従し、虐められる事を喜びとし、虫けら以下の存在として蔑まれている。

その個体は、マゾ奴隷と呼ばれ売買の対象にもなっている。S嗜好の女性のための玩具としても有用

中には未だに出頭しないマゾもいて、マゾハンターやマゾ管理局はマゾ捜査を続けている

(18歳未満閲覧禁止です


通 報(心理・後日談)―7


作者 namelessさん

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後ろ手錠を掛けられた直樹は、陰部を括られた革紐を真奈美に引っ張られて、面会室に連れて来られた。直樹は後ろ手錠と陰部の革紐を外されずに、そのままアクリル板前のパイプ椅子に座らされた。不安そうな顔をしている直樹は、

(一体、誰が僕をマゾ奴隷として所有したいと、申し出たのだろう?全く心当たりが無い…)

と考えていると、ドアが開き2人の女性が面会室に入って来た。アクリル板越しに2人を見た直樹は、驚いて目を見開いた。大学で付き合っている大道寺美鈴と、同じゼミの有村真帆だったのだ。美鈴は、大きなスポーツバッグを持っていた。2人は椅子に座ると、美鈴から口を開いた。

「直樹さん…いえ、変態マゾ男!マゾ男のくせに、それを隠してよくも私と付き合ってくれたわね!一体、どういうつもりよ!マゾ男と付き合っていたと知られた私が、周りからどう見られているか、お前は分かっているの!」

 美鈴から大声で文句を言われた直樹は、力無くうなだれて、

「美鈴さん…すみませんでした」

と詫びた。美鈴は、

「すみませんで、済む訳ないでしょう!この償いは、きっちりしてもらうからね!」

と強い口調で言って、そっぽを向いた。次に、真帆が口を開いた。

「直樹さん…いえ、もうお前をマゾ奴隷と呼ばなければならないのよね…変態のマゾ男とは知らず、お前に憧れて好きになった私は、自分が恥ずかしくて仕方ないわ。私は、本当に深く傷ついているのよ…お前は一体、どうしてくれるつもりよ!」

 真帆に責められた直樹は内心、

(君がマゾ管理局に通報したせいで、こうなったんじゃないか!通報が無ければ、僕はマゾを隠し通して、普通に生活出来たのに…君こそ一体、どうしてくれるつもりなんだ!)

と彼女に怒鳴りたかったが、今の彼には、

「真帆さん…申し訳ありませんでした」

としか答えられなかった。そして、今まで“直樹さん”と呼んでくれて、親しくしていた2人から“お前”呼ばわりされた直樹は、これがマゾ奴隷の身分かと、自分を情けなく思った。

 そっぽを向いていた美鈴は、直樹の方に向き直り、

「マゾ男、本題に入るわ…私がお前所有の名義人になり、お前を女子寮で共有のマゾ奴隷として飼うことに決めたの。もう、マゾ管理局で手続きは済ませてあるわ。女子寮でマゾ奴隷としてこき使って、私と真帆への償いをたっぷりさせてあげるからね!お前を責める道具はこの通り、もう既に揃えてあるのよ!」

と言い放ち、持っていた大きいスポーツバッグを開いて、アクリル板越しに直樹に見せつけた。大きなスポーツバッグの中には、色々な種類の鞭・手錠・首輪・ペニスバンド・浣腸器等、他にも数多くの責め道具があった。真帆は笑顔を浮かべ、

「マゾ管理局の大きな売店には、色々な責め道具が陳列されてあって、選ぶのに迷っちゃったわ…まあ、お金持ちの美鈴さんがどんどん買い物カートに入れて、電子マネーで精算したけどね…この責め道具で、額の“M”の刻印に相応しいマゾ奴隷の身分を思い知らせてあげるわよ」

と楽しそうに言った。美鈴も笑顔になり、

「お前を鞭打つと、どんな反応をしてくれるのか、凄く楽しみよ…犬や猫は、虐待したら動物愛護法に触れるけど、“M”の字があるマゾ奴隷はいくら虐待しても、何の法律にも引っ掛からないからね。つまり、お前みたいなマゾ男は犬猫の畜生にも劣る、最低の生き物ってことよ…それじゃ、一足先に引き渡し所で待っているわ」

と言って席を立ち、真帆と一緒に面会室を出て行った。真奈美は、

「マゾ男、私達も引き渡し所に行くわよ!」

と直樹に声を掛け、陰部に括り付けている革紐の端を引っ張り上げて、直樹をパイプ椅子から立たせ、面会室を出た。

真奈美に引っ張られて長い廊下を歩く全裸の直樹は、義母の真紀子と義妹の良美にも言われたが、美鈴と真帆に指摘されて、今更ながら刺青された“M”の重みを感じていた。マゾ強制収容所のマゾ男達は全員“M”と記されているので、むしろ有るのが当たり前の感覚だったのだが、世間では“M”のあるマゾ男がどの様な扱いをされるのか…直樹は恐ろしい予感がして、身の毛がよだつ思いだった。



 真奈美に革紐で陰部を引っ張られ、腰を突き出して歩いている全裸で後ろ手錠の直樹は、

「お前がマゾ強制収容所に入れられて、まだ3日足らずだけど、お前は若くて結構イケメンだから、所有者が直ぐに決まったのよね。これが40代以上のブサメンだったら、所有者のなり手なんか無いわよ…ここでは定期的にマゾ奴隷競売会が開かれるけど、買い手がつかないマゾ男は、ずっとマゾ強制収容所から出られないわ。それで、引き取り手が無いマゾ男をいつまでも収容していたら、マゾ強制収容所の収容能力を超えてしまうという事で、政府は公園・公共施設・学校等の女子トイレ用人間便器としてマゾ男を終生設置出来るよう、法案を作成しているって聞いたわ…もし、女子トイレ用人間便器にされたら、女性の排泄物しか口に出来ないから、長生きは出来ないわね」

と彼女から聞かされ、背筋が冷えて鳥肌が立った。

全裸の直樹は、マゾ強制収容所に入れられる際に女性看守達から体毛を剃られ、史子女医に検診と尿道責めを受けた、殺風景な部屋に連れて行かれた。その部屋には既に美鈴と真帆、それに2人の女性看守が待っていた。

美鈴と真帆は全裸で立っている直樹を、ジロジロと見つめた。女性看守達に裸を見られるのは当たり前になっていた直樹だが、付き合っていた美鈴と自分に告白してくれた真帆に自分の裸を見られるのは、凄く恥ずかしくて顔が赤くなった。

 1人の女性看守が真奈美に、

「既に書類上の手続きは終了していますから、後はこのマゾ男をこちらの方に引き渡すだけです」

と説明した。真奈美は直樹の後ろ手錠と、陰部に括り付けた革紐を手際よく外した。もう1人の女性看守は、直樹の首から黒色の首輪を外し、

「マゾ男、これでもう爆発して首が吹っ飛ぶ心配は無いわよ」

と告げた。それで直樹は、自分の首に爆薬が仕込んである首輪が嵌められていたんだと思い出し、改めて背筋が冷えた。

 美鈴は女性看守達に、

「このマゾ奴隷に首輪と手錠をつけてもいいかしら?」

と一言断り、マゾ管理局の売店で購入した犬の首輪を直樹の首に巻き、彼に再び後ろ手錠を掛けた。それから美鈴は、大きなスポーツバッグから、リードを取り出した。直樹は、

(美鈴さんから、犬みたいに首輪を引っ張られるのか…)

とうんざりしたが、そのリードには既に、ハムスターに嵌めるような小さいサイズの首輪が付いていた。美鈴はその小さな首輪を、直樹の陰茎と陰嚢の根元に巻き付けて、しっかり締めて固定した。これでは、今まで真奈美から受けた恥ずかしい連行方法と、全く変わらない。まだ首輪にリードを付けられて、犬みたいに引っ張り回される方が、遥かにマシだった。

 美鈴はリードをグイッと強く引っ張り、

「マゾ奴隷、行くわよ!」

と全裸の直樹に声を掛けて、さっさと出入口に向かって歩いて行った。股間のものが引きちぎられそうな痛みを感じた直樹は、思わず腰を前に突き出し、

「待って、待って下さい、美鈴様…」

と哀れな声で懇願しながら、よたよたと美鈴について行った。恥ずかしい格好で歩いている直樹の後を、大きなスポーツバッグを持った真帆が、笑いを堪えながら歩いて行った。

 マゾ管理局の正面玄関から出た美鈴は、駐車場のSUVの後部座席の足元へ直樹を横にさせると、運転席に座った。助手席に大きなスポーツバッグを置いた真帆は、後部座席に座って直樹の陰部に繋がれたリードを手にし、パンプスを履いた足を彼の体に置いた。美鈴がSUVを発進させると、真帆は直樹の体をパンプスでグリグリと踏みにじった。

「アグウゥ」

怜美から昨日受けた打撲傷と鞭痕をパンプスで踏みにじられた直樹は、強い痛みで呻き声を漏らした。真帆は踏みつけている直樹に、

「直樹さん…いえ、マゾ男…いや、もうマゾ奴隷と呼ばなくちゃね…お前が私に自分はマゾですと打ち明けてくれれば、一緒にマゾ管理局に行って、お前の所有者になってあげたのに…もう手遅れね。今のお前は美鈴さん名義の所有物で、女子寮共用のマゾ奴隷にされるのよ。これからお前は、女の残酷さを身に染みて思い知るようになるわ…でも、変態マゾのお前には、逆に嬉しいかもね」

と諭すように言った。古風な美人で大人しく控え目な真帆に、自分はマゾだと打ち明けるべきだったと、直樹は一瞬後悔した。しかし、先程の面会室での美鈴と真帆の態度を思い出し、勝気で我が儘な美鈴でも、大人しく控え目な真帆でも、女の本性に大した違いは無いと思い直した。大体、真帆がマゾ管理局に通報しなければ、直樹はこんな悲惨な状況に陥ることは無かったのだ。

 憮然とした気分の直樹が車に40分位揺られていると、彼が通う大学に隣接している女子寮に到着した。女子寮の駐車場にSUVを停めた美鈴は、後部座席の真帆に、

「真帆さん、マゾ奴隷を車から降ろして」

と声を掛けた。頷いた真帆は、直樹の陰部に繋がっているリードを引っ張り、彼を車から降ろした。今度は真帆がリードを引いて先導し、腰を突き出した全裸の直樹が彼女について行って、大きなスポーツバッグを持った美鈴が後に続いた。

 古い造りの女子寮の正面玄関から中に入ると、前もって知らせておいたのか、広めのエントランスホールには既に寮生の女子大生達7、8人が並んで待ち構えていた。真帆が全裸の直樹を引っ張って来ると、エントランスホールは嬌声と拍手で満たされた。

「アハハッ、何あれ?アソコをリードで引っ張られているわよ、面白〜い!」

「藤本先輩をマゾ奴隷として所有するなんて…さすがは大道寺先輩、素晴らしいですね」

「憧れていた藤本先輩が変態マゾ男だったなんて、この目で見るまでは信じられませんでした…」

「藤本先輩、額の“M”の字と首輪がよく似合ってますよ…本当にマゾ奴隷になったんですね」

 顔を知らない女子大生もいたが、中には同じゼミの後輩もいて、真帆にリードで陰部を引っ張られている全裸の直樹は、恥ずかしさで顔から火が噴き出る思いだった。

 真帆はエントランスホール中央に直樹を引っ張って来ると、リードを彼の陰部から外し、

「マゾ奴隷、皆の足元にひれ伏し、奴隷の挨拶をして、履いている靴にキスするのよ!」

と命じた。後輩の女子大生達にそんな屈辱的なことをするのは、マゾ男の直樹でも耐え難かったが、止む得ず彼女達の傍に近づき、床に膝を着いた。直樹は並んでいる女子大生達の足元にひれ伏し、

「皆様…マゾ奴隷の直樹でございます…今後、よろしくお願い致します」

と奴隷の挨拶をして、端から順々につま先へキスした。

 すると、スポーツバッグから乗馬鞭を取り出した美鈴が、直樹の尻を打ち据えた。

「ヒイィッ」

 焼け火箸を押し付けられた様な痛みで悲鳴を上げた直樹に、

「誰が靴のつま先にキスしろって言ったのよ!マゾ奴隷がキスする所は、靴の裏に決まっているでしょう!やり直しなさい!それと、マゾ奴隷に名前なんか必要無いから、いちいち名乗るんじゃないわ!奴隷の挨拶もやり直すのよ!」

と美鈴は叱りつけた。床に這いつくばっている直樹の前に回った真帆は、彼の顔の前で片足を上げてパンプスの靴裏を浮かせた。

「マゾ奴隷、キスしなさい…言っておくけど、お前の汚らわしい手で、私の靴を触るんじゃないわよ!」

 真帆に命じられた直樹は、首を捻じり顔を仰向け気味にして、パンプスの靴裏にキスした。その際、蔑んだ目で見ている真帆と視線が合い、直樹は胸を掻きむしられるような屈辱で体が震えた。

 上げた片足を下した真帆は、他の女子大生達に、

「みんな、こんな感じで、このマゾ奴隷に靴裏をキスさせてやって」

と声を掛けた。後輩の女子大生達は面白がり、皆一斉に片足を上げた。直樹は屈辱を堪えて、彼女達の足元にひれ伏し、

「皆様、マゾ奴隷の私めを、これからよろしくお願いします」

と奴隷の挨拶をし直して、それぞれの靴裏にキスして回った。

 直樹が最後に美鈴のハイヒール靴裏へキスすると、彼女はそのまま足を下し、彼の顔を踏みにじった。

「ウグゥッ」

 思わず呻き声を漏らした直樹に、

「マゾ奴隷…変態マゾを隠して私と付き合い、私に恥をかかせてくれたお礼に、いいモノをプレゼントしてあげるわ」

と美鈴は彼の顔をグリグリと踏みにじりながら、不気味なことを言った。美鈴は直樹の顔からヒールを外すと、

「マゾ奴隷、正坐して、顔を上に向けなさい」

と命令し、彼をその場に正坐して、顔を上向かせた。美鈴は直樹の鼻を覗き込み、

「うふふ、看守さんに教えられた通り、お前の鼻には穴が開いているのよね」

と楽しそうに言って、彼から一旦離れ、大きなスポーツバッグの中をゴソゴソあさった。正坐して上向いている直樹のところに戻って来た美鈴の手には、直径4cm太さ3mm位の金色リングがあった。美鈴はリングの端を直樹の鼻に開けられた穴に通すと、カチリと音を立てて金色リングを閉じた。美鈴はコンパクトを開き、ミラーを直樹の顔に突き付けて、笑いを堪えながら言った。

「マゾ奴隷、この鼻輪は嵌め殺しになっているから、二度と取れないわよ…お前に相応しいプレゼントでしょう、ククク…」

 コンパクトのミラーで自分の顔を見た直樹は、鼻に金色の鼻輪がぶら下がっているのを見て、

「ああっ、そんな…」

と絶望的な声を漏らした。その途端、美鈴は目が眩む程の強烈な往復ビンタを直樹に張り、

「この私がプレゼントしてあげたのに、お前はお礼も言えないのかい、この馬鹿マゾ奴隷!」

と怒鳴りつけた。両頬を真っ赤に腫らした直樹は、直ぐさま美鈴の足元で土下座し、

「も、申し訳ございません…美鈴様、素敵な鼻輪を付けて下さって、誠にありがとうございます」

と屈辱を押し殺して、彼女に礼を述べた。美鈴は土下座している直樹の頭をヒールで小突き、

「マゾ奴隷、顔をお上げ!」

と命じ、彼に上半身を起こさせて正坐の姿勢にさせた。美鈴は直樹の鼻輪に指を引っ掛け、引き上げながら、

「さっさとお立ち!」

と命じた。鼻がちぎれそうな痛みに、直樹が慌てて立ち上がると、美鈴はそのまま彼をエントランスホール中央に移動させた。美鈴は直樹から離れ、後輩の女子大生達が並んでいるところに戻ると、

「マゾ奴隷、今から皆のお世話になるんだから、自分の体をよく見てもらいなさい…まずはバンザイして、体を一回転おし!」

と命じた。直樹が命じられた通りに、両手を上げて体を回すと、

「うわあ…体中に鞭打ちの痕があるわ」

「腋毛と陰毛は剃ってあるのね」

「ねぇ、アソコが少し、皮が被ってない?」

といった後輩女子大生達のヒソヒソ声が聞こえ、恥ずかしくなった。次に美鈴は、

「マゾ奴隷、両手を頭にやって脚を肩幅に開き、腰を突き出して、“私めの汚らしいオチンチンを、よくご見分下さい”と皆にお願いおし!」

と直樹に命令した。顔色を変えた直樹が、さすがに躊躇う素振りを見せると、美鈴は乗馬鞭を手にした。乗馬鞭を目にした直樹は、直ぐに美鈴の命令通りの格好になり、

「わ、私めの…汚らしい…オチンチンを…よくご見分下さい…」

と恥ずかしそうにつっかえながら言った。マゾ強制収容所で女性看守達に色々と虐待された直樹は、鞭を持った女性に恐怖を感じて、全く逆らえなくなっていた。更に美鈴は、

「ただ突っ立っているだけじゃ、能が無いわね…腰を前後に動かして、オチンチンをブラブラ揺らしなさいよ」

と酷い命令を下した。恥ずかしさで顔を真っ赤にしている直樹が、命令通りに腰を前後に動かし、陰茎と陰嚢を揺らせると、後輩女子大生達は彼の股間を指差し、ゲラゲラ笑った。

「何、あの格好!滑稽でみっともないわね!」

「男って、本当に見苦しいものをぶら下げているのね。私、女に生まれてよかった!」

「あんなものをぶらつかせて、恥ずかしくないのかしら?」

「“M”の字があるマゾ奴隷に、恥なんて言葉は無いわよ」

 直樹は後輩女子大生の嘲笑と侮蔑を聞き、あまりの恥辱にこの世から消え去りたくなった。しかし、後輩女子大生達の興味津々な視線を陰部に痛い程感じ、直樹のマゾ性癖が刺激され、彼のものは見る見る硬く屹立してしまった。それを見た後輩女子大生達は、口々に、

「きゃあっ、こいつ、興奮して勃起してるわよ!」

「信じられない!こんな恥ずかしい真似をして、よく興奮出来るわね!」

「やっぱり、こいつは最低の変態マゾなのよ…同情の余地が全く無いわ!」

「よく私達の前で、恥ずかし気も無く勃起出来るものね!」

「だから、“M”と記されているマゾ奴隷に、恥も外聞も無いって言ったじゃないの」

と直樹を蔑んだ。直樹は顔から火が噴き出る程に恥ずかしかったが、その恥ずかしさと屈辱が彼のマゾ性癖を強く刺激し続け、屹立しているものは硬度が増していった。

 美鈴は不意に乗馬鞭を横に鋭く振り、直樹の怒張しているものを打ち据えた。

「ギャアァーッ」

 硬く屹立して敏感になっているものを乗馬鞭で打たれた直樹は、それがへし折られて引きちぎられたような激痛を感じ、絶叫を上げて両手で股間を押さえ、その場にうずくまって苦しんだ。美鈴は直樹に、

「変態のマゾ奴隷!誰が勃起していいと言ったのよ!大体、私達が見ている前で、よくまあ恥ずかし気も無く勃起出来るものね…お前の変態さ加減には、ほとほと呆れ果てたわ!」

と叱りつけた。うずくまって陰部の激痛に苦しんでいる直樹には、涙をボロボロこぼしながら、

「も、申し訳ございません…美鈴様…」

と卑屈に謝ることしか出来なかった。美鈴は直樹に、




「申し訳ございませんって、口だけの謝罪は聞き飽きたわよ!マゾ奴隷、お前の体に思い知らせてやるわ!」

と怒鳴り、乗馬鞭を振り上げた。しかし、真帆が手を伸ばして美鈴を制し、

「待って、美鈴さん…あんまり最初から飛ばすと、マゾ奴隷が壊れてしまって、こき使えなくなるわ…少し、落ち着いて」

と言って、彼女に振り上げた乗馬鞭を下させた。真帆は直樹の方を向き、

「マゾ奴隷、膝立ちになって、美鈴さんに鞭打たれたところを見せてご覧」

と命じ、うずくまっていた彼を膝立ちにさせた。直樹の股間のものは、鞭打たれて横が赤く腫れていたが、激痛を受けたのに萎える気配が無く、硬く屹立したままだった。真帆は直樹の硬く屹立しているものを指差し、

「あらあら、美鈴さんに鞭打たれても、まだ勃起しているの…痛いのに興奮するなんて、本当にマゾの変態なのね」

と呆れたように言い、彼を恥辱で身震いさせた。真帆は笑顔を浮かべ、

「まあ、勃起が治まらないのなら、ここでオナニーしなさい…皆に、お前のオナニーショーを見てもらうのよ」

と酷い命令を下した。それを聞いた直樹は、赤くしている顔を青くした。いくらマゾ男の直樹でも、後輩女子大生達の前で実際にそんな醜態を晒すのは、さすがに抵抗があった。直樹が躊躇っていると、真帆は大きなスポーツバッグから一本鞭を取り出し、膝立ちしている彼の傍の床を叩き、大きな鞭音をエントランスホールに響かせた。

「ヒイィッ」

 鞭音に怯えた直樹は、悲鳴を上げた。真帆は黒光りする一本鞭をしごきながら、

「何をボヤボヤしているの、マゾ奴隷!さっさとオナニーおし!」

と直樹に命じた。膝立ちの直樹は、右手で硬く屹立しているものを握ると、ゆっくりしごき始めた。

「へぇ〜、男のオナニーって初めて見たけど、皮が前後に動くのね…気持ち悪いわ!」

「でも、男のオナニーは滑稽で面白いんじゃない?まあ、普通の男なら、とても私達が見ている前で出来ないけどね」

「最低の変態マゾだから、私達の前でオナニーが平気で出来るのよ。恥を知らないっていうのは、強いわね」

「額に“M”があれば、恥なんて無いわよ…本当に最低の変態!」

 後輩女子大生達から酷く侮蔑された直樹は、度を越えた恥辱に死にたくなった。しかし、彼女達の視線を痛い程股間に感じている直樹は、その恥辱でマゾ性癖がいたく刺激されて興奮してしまい、屹立しているものが更に硬くなり、しごく手の動きが知らず速くなっていた。直樹は、硬く屹立しているものを激しくしごきながら、

(ああっ、僕は後輩の女子大生達に恥ずかしいオナニーを見られ、蔑まされて、凄く興奮しているんだ…やっぱり僕は、本物のマゾで最低の変態なんだ…)

と思い、自分のマゾ性癖を改めて認識した。そして、直樹の極限まで怒張したものから、多量の白濁液が噴出した。直樹が射精した瞬間、見物していた後輩女子大生達から嬌声と拍手が湧いた。射精した直樹は、体中の神経を全て引き抜かれたように感じ、全身の力が抜けて膝立ちが正坐になり、がっくりとうなだれて両手を床に着けた。腑抜けのようになった直樹の目から、再び涙が流れた。

 すると、今度は真帆が不意に一本鞭を振るい、力無くうなだれている直樹を打ち据えた。

「ギャアァーッ」

 乗馬鞭より遥かに威力がある一本鞭で打たれた直樹は、真っ赤に焼けた刃物で生肉を切り裂かれたような激痛で、背を仰け反らせてエントランスホールに絶叫を響かせた。真帆は、

「マゾ奴隷、私はオナニーショーをするようにとは言ったけど、射精は許してないし、ましてやお前の精液で床を汚してもいいとは言わなかったわよ!床にお前の汚らしい精液を飛び散らせるなんて…責任を取って、全部きれいに舐め取りなさい!」

と理不尽に直樹を叱りつけて、舐め取るよう命令した。古風な美人で大人しく控え目な真帆が、自分をこれ程までに追い詰めるのが、直樹には信じられなかった。直樹はよろよろと四つん這いになり、エントランスホール床に飛び散らせた、自分の精液を舐め取り始めた。精液の生臭い味と、土埃のザラザラした感触を舌に感じた直樹は、あまりの惨めさで体が震えた。

「うわあ、本当に自分の精液を舐め取っているわよ!」

「もう、最低!このマゾ奴隷は、豚にも劣るわ!」

「見ているこっちが、吐き気を催すわね」

「額の“M”に相応しく、如何にもマゾ奴隷らしいわよ!」

 懸命に床の精液を舐め取っている直樹の耳には、後輩女子大生達の侮蔑が空ろに響いていた。直樹はふと、

(自分の精液を舐め取らされるこの状況は、マゾ強制収容所のバーチャル体験で、2、3度経験したことがある…)

と思った。



 エントランスホール床の精液を舐め取り終わった直樹は、

「マゾ奴隷、お前は人間様みたいに、二本足で立ったり歩いたりするのは禁止よ。いつでも、四つん這いで動きなさい。勝手に立ち上がったりしたら、鞭が飛ぶからね!掃除や雑用をする時だけは、私達の許可を得た上で、立って歩きなさい」

と言われた。そして、早速美鈴からトイレ掃除を命じられた。老朽化している女子寮のトイレも古く、水洗ではあるが長年の汚れが染み付いていた。直樹はトイレブラシとトイレ洗剤を使って、懸命に掃除したのだが、どうしても古い汚れの染みが取れなかった。掃除の点検をした美鈴は、その汚れの染みを指摘して怒鳴りつけ、目から火花が散る程の力強い往復ビンタを直樹に浴びせた。美鈴は、その汚れの染みを舐め取るよう直樹に命令した。直樹は洋式便器に顔を突っ込んで、汚れの染みを懸命に舐めたが、トイレブラシとトイレ洗剤を使っても取れなかったのに、彼が舐めて取れる筈は無かった。

 直樹は虚しく便器の染みを舐め続けながら、これはマゾ強制収容所でのバーチャル体験と全く同じだと思っていた。イラついた美鈴が、直樹の頭を踏みつけて水洗を流したのも、バーチャル体験と全く同じだった。水洗の勢いよく流れる水が直樹の鼻と口に入り、彼はゴホッゴホッと苦しそうに咽せ返りながら、マゾ強制収容所でのバーチャル体験は、女性に絶対服従するマゾ奴隷に仕込むためのシュミレーションのようなものかもしれないと考えた。

 次は乗馬鞭を持った真帆の監督の下で、直樹は女子寮の廊下や階段等の共用部分を掃除させられた。真帆は隅の埃等、細かいところを見逃さずに直樹を叱責し、彼を乗馬鞭で打ち据えて悲鳴を上げさせた。直樹が結構な時間を掛けて、廊下や階段の掃除を終えた時、彼の体は赤い鞭痕がかなり増えていた。



 掃除を終えた直樹は、女子寮共用の洗濯場に連れて行かれた。美鈴と真帆は、直樹にお湯を張った洗面器と何枚もの汚れたパンティを渡し、

「パンティの汚れを、お前の口でよくしゃぶって薄くしてから、丁寧に手洗いするのよ」

「お前のために、皆から汚れたパンティを集めたんだから、感謝しなさいね」

と言い放った。直樹は、

(マゾ強制収容所でさせられた洗濯方法と、全く同じだ…)

と思いながら、パンティを裏返し、一番汚れているクロッチ部分を口に入れ、咬むようにしてしゃぶり始めた。女の汚れが唾液に溶けて、饐えたような臭気が口内と鼻孔に充満し、酸味とえぐみが舌に拡がった。直樹は身震いして、込み上げて来た吐き気に耐えたが、それとは裏腹に股間のものがたちまち硬く屹立してしまった。若い直樹は女の臭いに反応した上に、汚れたパンティをしゃぶっている姿を美鈴と真帆の見つめられている恥ずかしさが、彼のマゾ性癖を強く刺激してしまったのだ。

 それに気づいた美鈴と真帆は、

「マゾ奴隷、お前は女が汚したパンティをしゃぶって、興奮し勃起しているの?本当に変態なのね!お前と付き合っていた自分が、心底嫌いになるわよ!」

「最低の変態マゾだわ!こんな恥知らずの変態に憧れていたなんて、自己嫌悪に陥るわ!」

と直樹を酷く罵倒し、彼の目に涙を浮かばせた。それでも直樹は、黙ってパンティのクロッチ部分をしゃぶって、汚れを薄くするしかなかった。



 直樹が時間を掛けて、全部のパンティをしゃぶって手洗いし、洗濯ロープに干し終わると、既に夕食の時間になっていた。直樹は女子寮の食堂に四つん這いで連れて行かれ、美鈴と真帆と後輩女子大生達が夕食を摂っている間は、美鈴の足元で正座するように命じられた。

 彼女達が夕食を済ませ、残飯を生ゴミ用ポリバケツに入れると、美鈴はステンレスのボウルで残飯を掬い、それを正坐している直樹の前に置いた。

「マゾ奴隷、お前の餌よ。さっさと食べなさい…言っておくけど、手は使わずに犬みたいに食べるのよ!」

 美鈴にそう言われた直樹は、マゾ強制収容所と全く同じだと思いながら、上体を倒して残飯の入ったボウルに顔を近づけた。すると、美鈴は急に、

「マゾ奴隷、ちょっとお待ち!」

と直樹に声を掛け、彼が残飯に口を着けるのを止めさせた。直樹が怪訝な顔で上体を起こすと、美鈴は、

「お前の餌に味付けしてあげるのを、忘れてたわ」

と言い、わざとカー、ペッと大きな音を立てて、残飯に痰を吐き掛けた。ただでさえ汚らしい残飯に、ぬめった黄色い痰が食堂の灯りで鈍く光り、直樹は見るだけで吐き気を催した。

しかし、直樹の災難はこれで終わらなかった。今度は真帆が、

「私もマゾ奴隷の餌に、味付けしてあげる」

と言い出したのだ。真帆も残飯に唾か痰を吐き掛けるのか…とうんざりした直樹だったが、彼女はもっと大胆な行動に出た。真帆はスカートを捲り上げ、パンティを膝まで下すと、残飯の入ったボウルに跨ったのだ。驚いた直樹が目を丸くしていると、真帆は何の恥ずかし気も無く残飯の上に放尿して、アンモニア臭を漂わせた。

 残飯入りボウルから立ち上がった真帆は、青い顔で正坐している直樹の前で仁王立ちになり、彼の髪を掴んで顔を自分の股間に引き寄せ、

「マゾ奴隷、トイレットペーパーの代わりに、お前の舌で後始末おし!」

と命じた。直樹は舌を伸ばし、真帆の尿で濡れた陰部を舐め始めた。舌に尿のアンモニア臭が強い刺激的な味が拡がったが、直樹は尿を掛けられた残飯の方に気を取られて、屈辱を感じる余裕すら失っていた。真帆の陰部を舐めている直樹には、古風な美人で大人しく控え目な彼女が、こんな過激な行動に出るとはとても信じられなかった。

 真帆は直樹の顔を自分の陰部から引き離すと、膝のパンティを引き上げてスカートを戻し、

「いつまでも舐めてないで、さっさと餌をお上がり!」

と命じて、彼の頭を残飯入りボウルの方に向けた。四つん這いになった直樹が残飯入りボウルの上に顔をやると、アンモニア臭がする尿の湯気が目に染みた。目を擦った直樹がボウルの中を見直すと、黄色くぬめった痰が尿に浸された残飯に浮かんでおり、強い吐き気を催して、とても口を着ける気にはならなかった。

 躊躇っている直樹が、残飯入りボウルの上で顔を動かせなくなっていると、真帆のパンプスが彼の後頭部に載せられた。四つん這いの直樹を見下した真帆は、

「さあ、マゾ奴隷の身分を自覚して、二度と這い上がれない奈落の底に落ちて行きなさい!」

と言い放ち、彼の頭を踏みつけた。真帆の尿に浸された残飯に顔を埋められた直樹は、全てを諦めて口を開き、残飯を食べ始めた。それはとても味と言えるようなものではなく、直樹は体を震わせて吐き気を堪えながら、機械的に咀嚼して無理に飲み込んだ。直樹は尿に浸された残飯を懸命に食べながら、

(真帆は古風で大人しく控え目な女性だと思っていたが、心に邪悪な蛇を飼っている、とんでもない凶悪な女だ…全く人は見かけによらない…しかしこれじゃ、マゾ強制収容所の食事の方が、遥かにマシだ…)

と考えていた。

 後輩女子大生達は、尿を掛けられた残飯を貪っている直樹を見て、彼を酷く蔑んだ。

「うわあ、よくこんな汚いものが食べられるわね…信じられない!」

「やっぱり、最低の変態マゾだわ…とても人間の内に入らないわよね」

「人間どころか、豚でもおしっこまみれの残飯なんか食べないわよ…こいつは豚以下の、肥溜めで蠢くうじ虫と同じだわ!」

 直樹の耳に後輩女子大生達の侮蔑が反響し、目から涙がこぼれた。直樹の醜悪な姿を目の当たりにした後輩女子大生達は、彼に対する軽蔑の念を更に強めたようだった。

 美鈴は犬のように残飯を食べている直樹を見下しながら、

「みんな、このマゾ奴隷は見ての通り人間じゃなく、うじ虫同然で最底辺の生き物だから、そのように扱って頂戴…それと、こいつには人間様と同じ水は飲ませないで、人間便器にしてみんなのおしっこだけを飲ませてやってね」

と後輩女子大生達に告げて、彼女らに嬌声を上げさせた。



 残飯を食べ終えた直樹は、一旦洗顔をさせられてから、靴磨きを命じられた。鞭を持った美鈴と真帆の監督の下で、直樹はエントランスホールに置いてある多くの靴を磨かなければならなかった。それも靴の前で土下座して、

「パンプス様、是非ともこの卑しいマゾ奴隷に磨かせて下さいませ」

「ハイヒール様、下等なマゾ奴隷に磨かせて戴けるなんて、身に余る光栄でございます」

等とお願いし、靴に恭しくキスしてから、靴磨きをさせられるのだ。直樹は、

(マゾ強制収容所と全く同じだ…ひょっとして、美鈴も真帆も女性看守達からマゾ男の虐待方法を教えてもらったのか…?)

と思いながら、靴磨きに取り掛かった。また、美鈴と真帆から、

「まだ、くすみが残っているわ!手を抜くんじゃないわよ!」

「何をもたもたしているのよ!これじゃ、夜が明けてしまうわ!」

と殆ど言い掛かりの叱責を受けて、鞭打たれたり足蹴にされたりするのも、マゾ強制収容所と同じだった。



 直樹が長い時間を掛けて、エントランスホールに置いてある多くの靴を磨き終えると、もう寝る時間になっていた。美鈴と真帆は畳んだ大きい段ボール箱と、ボロ毛布を2、3枚持って来て、エントランスホールの隅に放り、ここで寝るようにと直樹に言って立ち去った。疲れ果てた直樹は、段ボールを床に敷き、ボロ毛布を体に巻き付けて横になった。まるでホームレスみたいだと、惨めになった直樹は、疲れから直ぐにウトウトし始めた。

 直樹が目を閉じて眠りにつこうとすると、何やら足音が近づいて、彼は目を開いた。直樹が上体を起こすと、折り畳んだつい立てを持った美鈴と、パイプ椅子をもった真帆が彼の傍に立っていた。

真帆が床にパイプ椅子を置くと、美鈴がその周りに目隠し用のつい立てを広げて立てた。真帆がつい立ての外に回ると、美鈴はスラックスとパンティを脱いで下半身裸になり、パイプ椅子にドカッと座って、脚を広げた。美鈴は呆然としている直樹に、

「マゾ奴隷、こっちにおいで!」

と命じた。舐め犬にされるんだ…と察した直樹が四つん這いになって、美鈴の開いた脚の間に顔を近づけると、

「ちょっとお待ち!」

と彼女は言って、細紐を鼻輪に結びつけた。美鈴が細紐をクイッと引き寄せると、直樹は鼻が引きちぎられそうな強い痛みを感じ、あわてて彼女の股間に顔を突っ込んだ。

「マゾ奴隷、舌奉仕おし!」

 美鈴から簡潔に命じられた直樹は、舌を伸ばして彼女の赤くぬめった陰唇を舐め始めた。直樹が懸命に舐めていると、美鈴は、

「感じるところは、もっと上だよ!」

と言って、細紐を上に引いた。途端に鼻が引きちぎれそうな痛みを感じた直樹は、慌てて細紐を引かれた方に顔をやり、彼女の陰唇上部に舌を這わせた。そのように美鈴は細紐を引くことで、直樹に舐めて欲しい箇所を指示した。美鈴は直樹の舌使いが気に入らないと、細紐を左右に強めに引き、鼻が引きちぎれそうな痛みで直樹を苦しめた。

 直樹は、マゾ強制収容所所長の堂島京子から教え込まれた舌奉仕の仕方を思い出し、舌と唇をフルに使って美鈴のクリトリスを責め、まだ若くて感度のいい彼女を何とか絶頂に導いた。パイプ椅子の背もたれに寄りかかって、うっとりと余韻を楽しんでいる美鈴に、つい立ての外から真帆が声を掛けた。

「美鈴さん、まだなの?そろそろ、交代してよ」

 真帆に催促された美鈴は、

「ああ、ごめん…直ぐに代わるわ」

と気だるそうに返事をしてパイプ椅子から立ち上がり、エントランスホール床に脱ぎ捨てたスラックスとパンティを拾って、身に着けた。

 美鈴と交代した真帆は、スカートとパンティを脱いで下半身裸になると、直樹の鼻輪に結び付けられた細紐を手にし、パイプ椅子に座って脚を広げた。真帆がちょっと細紐を引き寄せると、鼻の痛みに怯えた直樹は、直ぐさま彼女の開いた脚の間に顔を突っ込んだ。真帆は直樹に、

「うふふ、マゾ奴隷…私、風邪で一週間位お風呂に入ってないから、凄く汚れているでしょう?お前の舌で、汚れをきれいに舐め取ってね」

と言って、自分の陰部を見せつけた。確かに真帆の陰唇襞には、白い恥垢が糊のようにべっとりと付着しており、強烈な臭気を放っていた。直樹は思わず後ろに下がろうとしたが、鼻輪に結び付けられた細紐がそれを許さなかった。真帆が細紐をクイッと引き寄せると、鼻が引きちぎれそうな強い痛みで、直樹は自ら顔を彼女の陰部に密着させた。

 直樹が止むを得ず舌を伸ばして、真帆の汚れた陰部を舐めると、舌にねっとりした不快な感触と、強烈な臭気を伴う酸味と苦味が混じった酷い味を感じ、口中と鼻孔には腐敗した牛乳のような臭いが充満した。身震いして吐き気を堪えた直樹は、真帆の陰唇に付着している恥垢を舐め取りながら、マゾ強制収容所のバーチャル体験で、老婆に舌奉仕した時と同じだと考えていた。やはりマゾ強制収容所のバーチャル体験は、女性に絶対服従するマゾ奴隷に仕込むためのシュミレーションだったと、直樹は確信した。

 真帆も美鈴と同じ様に、細紐を引いて直樹をコントロールし、自分の舐めさせたい箇所に彼を導いた。直樹が舌と唇を駆使して、何とか真帆を絶頂に導いて満足させた時、彼の鼻と舌には相当の痛みが残っていた。真帆は、まだ自分の陰部に口を密着させている直樹を見下し、

「マゾ奴隷、私を気持ちよくさせてくれたお礼に、ご褒美を上げるわ」

と言って、そのまま排尿した。アンモニア臭が強い真帆の尿を飲まされている直樹には、彼女の大人しく控え目で古風な美人といったイメージが完全に崩壊し、誰よりも陰湿で残酷な悪女としか思えなくなっていた。


 
 
   
 

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